フリーランスに役立つ言葉
生きていくための自分ルール 「価値観を優先する」
これからは人生100年に及ぶ可能性が現実味を帯び始めている。
組織よりも個人のほうが長生きすることも珍しくなくなってくる。
しかし人間は食べていかねばならないし、できれば働き続けていき、学び続けていきたいものだ。
ドラッカーが教えてくれるのは、充実して生きていくための具体的な「習慣」だ。
・自分の強みを知ること。(弱みは改善するよりも人に任せ、手を付けない。)
・成果が上がる自分の仕事の仕方を知ること。(自分の学び方を知ること。)
そのうえで、自らの価値観を知ることの必要性を説いている。
勤めているところ、あるいは所属する団体の価値観と自分の価値観はどうなっているか?
(以下引用)
「組織には価値観がある。そこに働く者にも価値観がある。組織において成果をあげるためには、働く者の価値観が組織の価値観になじまなければならない。同一である必要はない。だが、共存できなければならない。さもなければ、心楽しまず、成果も上がらない」
「強みと仕事の仕方が合わないことはあまりない。両社は密接な関係にある。ところが、強みと価値観が合わないことは珍しくない。よくできること、特によくできること、恐ろしくよくできることが自らの価値観に合わない。世の中に貢献しているとの実感がわかず、人生のすべて、あるいはその一部を割くに値しないと思われることがある。」
(引用は以上)
*引用元
プロフェッショナルの条件
ーいかに成果を上げ、成長するかー
著者/P.F.ドラッカー
翻訳者/上田惇生
発行所/ダイヤモンド社
プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか / ピーター・ファーディナンド・ドラッカー 【本】
価格:1,980円 |
ドラッカー自身は20代に働いていた投資銀行で強みを存分に発揮し順風満帆だったのに、辞めたのだ。
それも大恐慌のさなかに他に仕事の目当てがあったわけではなかったのにである。
ドラッカーにとって価値あるものは金ではなく人だった。
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