フリーランスに役立つ言葉
生きていくための自分ルール 「時間からスタートせよ」
✖PDCA ➡ TPDCA
PDCAを自分に適用する場合、Pで終わってしまうことが多い。
「計画倒れ」だ。あるいは「企画倒れ」。
いずれも、ドラッカーは貴重でいつも不足する資源・・・「時間」の重要性を説く。
ある計画を立てても、実はそれに割くための時間のことを考えていなかったりする。
(以下引用)
「通常、仕事に関する助言というと、計画することから始めなさい、というものが多い。まことにもっともらしい。だが問題は、それでもうまくいかないことにある。計画は紙の上には残っているが、やるつもりのままで終わる。実際に行われることは稀である。」
(引用以上)
今までPDCA、PDCAとドラッカーの言葉を勝手に当てはめてきたが、実はPの前にやらねばならないことが存在した。
それが時間の管理なのだ。
(以下引用)
「私の観察によれば、成果をあげるものは仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく、自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして最後に、その結果得られた時間を大きくまとめる。すなわち、時間を記録し、管理し、まとめるという三つの段階が、成果をあげるための時間管理の基本となる。」
(引用以上)
*引用元
プロフェッショナルの条件
ーいかに成果を上げ、成長するかー
著者/P.F.ドラッカー
翻訳者/上田惇生
発行所/ダイヤモンド社
プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか / ピーター・ファーディナンド・ドラッカー 【本】
価格:1,980円 |
つまり、PDCA改め、
T PDCA (T: time management, P:plan, D:do, C:check, A:action)
となる。
これを初めて読んだ時から、「断る」ということを勇気をもってやり始めた。
飲み会はもちろん断る。
不要な会議は適当な理由をつけて、欠席し、あとでレジメだけをメールで送ってもらうようにした。
目的もなくネットサーフィンするのもやめた。
「睡眠時間」を確保することと、無駄に寝すぎることをやめた。
とたんに、時間の見え方が変わった。
時間が攻めてくるのではなく、時間を完全とまではいかないが少しコントロールできるようになった。
「他人の顔色をうかがう」から「自分のなかの成果をあげたい自分の機嫌をチェックする」ことに変えた。
そこから、(T)PDCAが回りだした。
独立へ向けてのカウントダウンが進みだしたのを思い出す。
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