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ドラッカー 15/30

フリーランスに役立つ言葉

生きていくための自分ルール 「もっとも重要なことに集中せよ」

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

TPDCAの

 

T(時間管理)が最重要、そのあとはP;これは「期待することを書きとめておく」。

 

そしていよいよDoに入るが、成果をあげる唯一の方法は重要なことから始め、一度に一つのことだけやること。

 

そのためには、忙しさに身を任せてはならない、まとまった時間を手に入れるために常に努力して厳しく自己管理をし、ノーと言えるだけの不動の決意が必要だとしている。

 

 

具体的な努力の中身だが、、、

 

それは常に自分の行っていることの点検をして、不要なもの、古いものを計画的に破棄していくことである。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

取り組むべきでない仕事を決定しそれを守る。

 ドラッカーが面白いのは、優先順位の決定よりも劣後順位、すなわち「なにをやらないかを決める」ことが大事だと説いているところだ。

 

優先順位を決めることは比較的に簡単だとしているが決める際に守るべき原則がある。

 

  1. 過去ではなく未来を選ぶこと。
  2. 問題ではなく機会に焦点を当てること。
  3. 横並びではなく自らの方向性をもつこと。
  4. 無難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を合わせること。

(以下引用)

 

「集中とは、『真に意味あることは何か』『もっとも重要なことは何か』という観点から、時間と仕事について、自ら意思決定をする勇気のことである。この集中こそ、時間や仕事の従者となることなく、逆にそれらの主人となるための唯一の方法である。

 

 

(引用以上)

 


*引用元

プロフェッショナルの条件

ーいかに成果を上げ、成長するかー

著者/P.F.ドラッカー

翻訳者/上田惇生

発行所/ダイヤモンド社