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ドラッカーの限界 21/30

フリーランスに役立つ言葉

生きていくための自分ルール 「ドラッカーばかり読むな」

Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

ドラッカーの本は とてもいい。

 

著作の多くは、組織で働く人、そのリーダーや経営者たちにとって、とても役立つものだ。

 

リーダー役をいきなり任された時には、原則論を知っておくために、読むべき本である。

 

 

しかし、もし独立したいとか思うときには、ドラッカーばかりでは、こころがもたない

 

今まで紹介してきたドラッカーのブログは、「個人」に焦点が当たっているところ、個人事業主、フリーランスに役立つと思われる考え方を紹介してきた。

 

自分の人生において、仕事の位置づけ、仕事のやり方、仕事への価値観などなど。。

 

すべて、勇ましく、真面目(真摯)で、厳しいものばかり。

たまには息抜きもしたいのに、ドラッカーを実践するとなるとなかなか持続しない。

そこで

フリーランスは老子・荘子で癒されよう

独立を考えるとき、実際にひとりで仕事をし始めたときには「今の自分でええんや」と感じさせてくれる考えが必要だ。そないにあくせく働かんでもゆっくりいこかって思わせてくれるもの。

それでいて、その考えが はらに落ちてくれば じんわりとした幸せを感じさせてくれるもの。

 

それが老子、荘子で~す。

 

老荘思想は僕の位置づけは、子供が見てはいけないもの、読んではいけないもの。

 

でも大人はぜひ触れるべきもの。・・・としている。思想のエロ本だ。

 

儒教の対極にあるもの。

 

一等賞、抜きんでること、理路整然と秩序正しく勤勉に生きていくことが儒教なら、

 

目立たないところで、ひとり満足しつつ、のんびりと世間からは一定の距離を持って生きていくことが老荘だと思う。

 

組織で働くときは儒教でいい。ドラッカーが分かりやすい。

 

でも個人で働くなら老荘がいい

 

これは間違いない。

 

 


というわけで

 

今後は老荘思想を紹介していきたい。

 

当初は30回に分けてドラッカーを紹介する予定だったのに、ブログを書いていて、ドラッカーの言葉にしんどくなっちゃった。

 

だから、「ドラッカーの限界」と題して今後10回は老荘思想、タオイズムをブログっていく。