フリーランスに役立つ言葉
生きていくための自分ルール 「仕事の仕方に注目する」
どのような仕方で仕事をすれば、成果が上がるかを知ることが重要だとドラッカーは言う。
それには、自分が
読んで理解する人間か、それとも聞いて理解する人間かを知っておくべき
としている。
また自分の学び方も知っておく必要があるとしている。
- たくさんのメモをとることで学ぶ人
- 自分が他人に話すのを自分で聞いて学ぶ人
- 実際に仕事をしながら学ぶ人
いずれにせよ、まずは自分の勝ちパターン、得意パターンを知ることが強みを知るよりも重要かもしれないとドラッカーは語っている。
それを知ることで、間違いなく成果をあげることができる。
逆に、それを知らずに行動することこそ失敗を運命づけるらしい。
また仕事の仕方としてさらに以下のことも知るべきだとしている。
- 人と組んだほうがいいか一人のほうが良いか、
- 仕事の環境は緊張感や不安があるほうが仕事ができるか、安定した環境のほうがいいか、
- 大きな組織で歯車として働いたほうが仕事ができるか、小さな組織のほうが仕事ができるか、
- 意思決定者と補佐役のどちらが成果が上げられるか、
(以下引用)
「ナンバー・ツーとして活躍していたが、トップになったとたん挫折する人がいる。トップの座には、意思決定の能力が必要である。強力なトップは、信頼できる助力者としてナンバー・ツーを必要とする。ナンバー・ツーはナンバー・ツーとして最高の仕事をする。ところが、トップの後を継いだとたん、仕事ができない。意思決定することは理解しているが、意思決定の重荷を負えない。
これらのことから出てくる結論は一つである。
今さら自らを変えようとしてはならない。うまくいくわけがない。それよりも、自らの得意とする仕事の仕方を向上させていくべきである。不得意な仕事で仕事を行おうとしてはならない。」
(引用は以上)
*引用元
プロフェッショナルの条件
ーいかに成果を上げ、成長するかー
著者/P.F.ドラッカー
翻訳者/上田惇生
発行所/ダイヤモンド社
プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか / ピーター・ファーディナンド・ドラッカー 【本】
価格:1,980円 |
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