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永久歯になりたての中学生が気を付けること

中学生のときに親知らずを除く永久歯の歯がすべて出てきます。

 

この永久歯が生えそろうころ、お母さん、お父さんの関心は、もしかすると口ではなく、教育であったりスポーツであったりするかもしれません。

 

先日、中学生の歯科検診をして、改めて感じたことを書きます。

 

  • 歯肉炎に注意
  • 生活リズムの乱れに注意
  • 顎の関節の不調に注意
  • 歯磨きをプロに教わり、フロスが使えるようになっておくこと

歯肉炎に注意

ExplorerBobによるPixabayからの画像

中学生ともなると、むし歯の数は少ないです。従って、歯医者に行く機会は少なくなっていくでしょう。

 

ここで、気になるのが歯肉炎です。

 

歯肉炎になっている中学生は多い印象です。

 

磨き方が不十分なことで、歯石が付着し、歯ぐきが腫れています。これは痛くないので、ついつい後回しになってしまいがちです。

 

歯科検診で、ひっかからなかったとしても、年に一度は歯医者でクリーニングを受けましょう。

生活リズムの乱れに注意

Monoar Rahman RonyによるPixabayからの画像

学校の先生にお聞きすると、朝までスマホをいじっている子もおおくなっているようで、寝不足な生徒さんが多くなっているようです。

 

私も検診をしていて、若いのに、唾液があまり出ていなくて乾燥気味の生徒さんがたくさんいました。

 

唾液はとても大切です。

 

この季節、新型コロナウイルスに打ち勝つにも、唾液がウイルスを体内に入れないバリアーの役割を果たします。

 

唾液によって、初期の虫歯は修繕され、歯肉炎を起こす最近の量や活動も抑制されます。

 

唾液は、生活リズムを整えて、はじめて、正常に分泌されます。

 

大人もスマホを楽しむ時代ですが、寝るときは家族で時間を決めて、あまり遅くまで夜更かししないようにしましょう。

顎の関節の不調に注意

mohamed HassanによるPixabayからの画像

大人の歯になる時期ですが、同時にあごの骨も大きく成長を続けていくときです。

 

この時期に、顎の関節や周囲の筋肉の痛みを感じることが増えてきます。

 

まず、やってはいけないことは、頬づえをつくことです。

 

また、普段上と下の歯を接触させないことです。

 

そして、くいしばらないことです。

 

最後に冷やしてはいけません。

 

口を開けるときに耳の前の方で雑音が出る場合があります。雑音だけで、痛みはなく、口の開け閉めができるようなら大丈夫です。

 

口を開けるときに痛みを覚え、口を開けることが苦痛になった場合は要注意です。

 

このようなときは、歯科医院に行って、マウスピースなどをつくってもらってください。

歯磨きをプロに教わり、フロスを使えるようになること

歯をきれいに磨くことを、小学校の時に教育されているといいのですが、まだ、歯科医院で教わったことがないなら、ぜひ一度歯磨きの仕方を、歯科医師や歯科衛生士から教わってください。

 

歯の磨き方を一度、正しく習得してしまえば、大人になっても歯をきれいに保つことができます。

 

このときに、デンタルフロスの使い方を学び、毎日一度はデンタルフロスをとおして、隅々まできれいにすることを知ってください。